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専門教科8時間実習(1年生)を終えて 2025/6/9Mon ~ 6/13Fri
6月9日(月)~13日(金)の5日間、1年生16名が専門教科8時間実習に取り組みました。
専門教科8時間実習とは、5日間、いつもの日課と異なる8:40~16:30の時間で、農業や流通・サービスといった専門教科に取り組む学習です。就労を想定した長時間の作業に取り組むことで、就労への意識を高め、体力やコミュニケーションスキルの必要性や自分の課題について考えるきっかけになります。
農業では、1時間以上、畑の除草にコツコツと取り組んだり、愛荘町の伝統工芸である「苧引き(おひき)」という作業に取り組んだりしました。「苧引き」は、麻の表皮から繊維を取り出す繊細な作業です。両手指の微妙な力加減や集中力が求められるものですが、多くの生徒が根気よく作業に取り組んでいました。
流通・サービスでは、校内でも使用する封筒の折り作業に取り組み、商品管理や軽作業の基本的なノウハウを学びました。
日を重ねるにつれ、いつもと違う日課に気力や体力が削られ、疲労感がうかがえることもありましたが、学年が一丸となり、お互いに励まし合いながら乗り切ることができました。こうした「協働」を通して、1年生の集団としてのまとまりが、またひとつ強固になったように思います。
6月以降も、「しがしごと検定」や「就業体験」といった就労に向けた取り組み、様々な行事や日々の学習が待っています。一つ一つの学びを大切に、学年・学部で一致団結し、取り組んでいきましょう。
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